教科「ことば」の特長
小1・小2の担任をもつ先生におすすめ!
低学年や「まなびスタンプ」の初期単元で悪戦苦闘している児童向けの教材です。発達障害・知的障害を持つ子供たちへの児童発達支援にも適しています。短い時間で歯切れ良く進むため、朝学習や授業でのウォーミングアップにも活用できます。
語彙力がないので文をどこで切って読めばいいか分からない、文をかたまりで認識できず一字ずつ読んでいくので時間切れになる……のような読解以前の問題、国語の入り口でつまづいている子たちを、クラスの皆と同じスタートラインに立てるようにトレーニングする教材です。
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単語→二語文→三語文→多語文とステップアップしてセンテンスに親しむ
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親しみやすいイラストと直感的に解答しやすいUIを採用
1. 単語
イラストから単語の正しい名称を瞬時に選ぶトレーニングを行います。選択肢の順番は毎回ランダムに変わります。
2. 二語文
イラストから主語・述語が正しく述べられている用例を選びます。
3. 三語文
この辺りから、一文字ずつ文を読む子は苦戦するようになります。何度もチャレンジするうちに、文字のかたまりを徐々に認識できるようになります。
4. 多語文1
文の構造が複雑になり、イラストから状況を把握して、正しく述べられている用例を選びます。位置関係を示すことばやオノマトペ(擬音語・擬態語)も練習します。
5. 多語文2
文の構造がさらに複雑になり、様子を表す言葉が加わります。イラストと一致する言葉を制限時間内に読み解くのがかなり難しくなります。
6. 疑問文
尋ねられていることに対して前後の文脈を類推して適切な回答を選ぶトレーニングです。
教科「読解」の特長
読解はいわゆる「積み上げ学習」の教科で、いきなり難しい文章が理解できるようになることはなく、自分に応じた段階から少しずつ階段を上っていくのが、遠回りに見えてもっとも効率的です。
また、算数 (計算) と違い、短期間で劇的に効果が出るものでもなく、筋トレのようにこつこつと長く続けることが肝心です。
「まなびスタンプ」の読解 (国語)では、本文を精読しないと答えられない問題を回答していくうちに、本文に立ち返る習慣がついて、読解が苦手な生徒でも作者の意思をつかめるようになります。
学年レベルは「小1~小6」相当ですが、豊富な問題量で、読解力の弱い中学生のリメディアル(補修)教育にも適しています。
- 本文を精読しないと回答できない、パラグラフ毎の要約トレーニングで、要点をつかんで作者の意図を外さない文章の読み方を学習
- 最初は簡単、徐々に高度化する無学年ステップアップ構造の問題配列
- 読書習慣のない学習者でも、文章に接する絶対量を確保できる問題ボリューム
高度な読み解き問題を出題できるユニークなタッチ式インターフェイス
本文をタッチすることで該当語句を抜き出せる直感的でユニークな入力方式を採用しており、デジタル教材でありがちな選択式問題に留まらない高度な抜き出し問題が用意されています。本文の要約の穴埋めを「どこに何って書かれていたっけ……」と進めるうちに、本文に立ち返る習慣が確実に身につきます。
なおこの教材は読解力養成に特化した、無学年制の問題配列のため、学年との比較はできません。
<出典一覧>
単元番号 | 単元名 | ジャンル | 著者名 |
1 | 入力の練習 | ||
2 | ライオンとねずみ | 物語 | イソップ童話 |
3 | きたかぜとたいよう | 物語 | イソップ童話 |
4 | おおきなかぶ | 物語 | ロシアの昔ばなし |
5 | しらゆきひめ | 物語 | グリム童話 |
6 | にじのとり | 物語 | オーストラリアの昔ばなし |
7 | 美しくあるく | 詩 | 八木重吉ほか |
8 | キリンの子育て・かえるの冬ごもり | 説明文 | |
9 | 声に出そう | 説明文 | |
10 | 金のおの | 物語 | イソップ童話 |
11 | くわしく書く | 説明文 | |
12 | おおかみと七匹の子やぎ | 物語 | グリム童話 |
13 | たんぽぽの一生 | 説明文 | |
14 | 漢字はおもしろい・のばす音 | 説明文 | |
15 | 風とくらす | 説明文 | |
16 | おにの恩返し | 物語 | 昔ばなし |
17 | 若返りの水 | 物語 | 昔ばなし |
18 | 主語と述語 | 説明文 | |
19 | ヘンゼルとグレーテル | 物語 | グリム童話 |
20 | 春の河 | 詩 | 山村暮鳥ほか |
21 | 食べる | 説明文 | |
22 | キャベツの仲間 | 説明文 | |
23 | はなさかじいさん | 物語 | 昔ばなし |
24 | ものの名前・ようすを表す言葉 | 説明文 | |
25 | 水あめのどく | 物語 | 昔ばなし(一休さん) |
26 | ふたをとらずに | 物語 | 昔ばなし(一休さん) |
27 | 日本一長い文字 | 物語 | 昔ばなし(一休さん) |
28 | びょうぶのとら | 物語 | 昔ばなし(一休さん) |
29 | カタカナの使い方・音と訓・送りがな | 説明文 | |
30 | 雪だるま | 物語 | アンデルセン童話 |
31 | シンデレラ | 物語 | グリム童話 |
32 | 人前で話す | 説明文 | |
33 | メモをとる | 説明文 | |
34 | すいかの詩 | 詩 | 山村暮鳥ほか |
35 | すっぱいぶどう・カラスと水さし・ガチョウと金のたまご | 物語 | イソップ童話 |
36 | 文の形 | 説明文 | |
37 | 文章とは | 説明文 | |
38 | ブレーメンの音楽隊 | 物語 | グリム童話 |
39 | 人間世界の中のおに | 説明文 | |
40 | 秋の虫 | 説明文 | |
41 | さくら | 説明文 | |
42 | わらしべ長者 | 物語 | 昔ばなし |
43 | 手紙を書こう・落語 | 説明文 | |
44 | はだかの王様 | 物語 | アンデルセン童話 |
45 | かさじぞう | 物語 | 昔ばなし |
46 | 春の贈り物・ささやかなおくりもの | 説明文 | |
47 | 星 | 詩 | 千家元麿ほか |
48 | 歯をぼろぼろにされたおに | 物語 | 昔ばなし |
49 | 春の花火、秋のさくら | 説明文 | |
50 | 若様はどこ | 物語 | 昔ばなし |
51 | あまのじゃく比べ | 物語 | 昔ばなし |
52 | カキの見張り番・思いやり | 物語 | 昔ばなし |
53 | 手袋を買いに | 物語 | 新美南吉 |
54 | 似た形の漢字・熟語の組み立て | 説明文 | |
55 | みにくいあひるの子 | 物語 | アンデルセン童話 |
56 | 物語の組み立て・物語のおもしろさ | 説明文 | |
57 | かくれんぼ | 詩 | 竹久夢二ほか |
58 | 詩を読む、物語を読む | 説明文 | |
59 | 赤い船 | 物語 | 小川未明 |
60 | 神秘の球体、マリモ | 説明文 | |
61 | 読書感想文の書き方・まちがえやすい漢字・文学的文章と説明的文章 | 説明文 | |
62 | 雪女 | 物語 | 小泉八雲 |
63 | 貝殻 | 詩 | 新美南吉ほか |
64 | 移り変わるバラ・収穫のあと | 説明文 | |
65 | 土の不思議 | 説明文 | |
66 | 語り継ぐ宝 | 説明文 | |
67 | 久助君の話 | 物語 | 新見南吉 |
68 | ざしき童子の話 | 物語 | 宮沢賢治 |
69 | 慣用句・反対語と類義語・ことわざ | 説明文 | |
70 | いのちの可能性 | 説明文 | |
71 | ごんぎつね | 物語 | 新美南吉 |
72 | 心を形にする | 詩 | 山村暮鳥ほか |
73 | 生活文を書く | 説明文 | |
74 | 旅の作文 | 説明文 | |
75 | 干潟の不思議 | 説明文 | |
76 | 蜘蛛の糸 | 物語 | 芥川龍之介 |
77 | 狐 | 物語 | 新美南吉 |
78 | 表現に学ぶ・区切り符号 | 説明文 | |
79 | 熟語の読み方・四字熟語 | 説明文 | |
80 | 注文の多い料理店 | 物語 | 宮沢賢治 |
81 | 『注文の多い料理店』を読んで | 説明文 | |
82 | 読書の必要性 | 説明文 | |
83 | 一瞬の真実 | 詩 | 金子みすゞほか |
84 | 私はこう読んだ | 説明文 | |
85 | おぼれかけた兄妹 | 物語 | 有島武郎 |
86 | 誕生日・うぐいす | 物語 | 原民喜 |
87 | 表現に役立てる・言葉は何を伝えるか | 説明文 | |
88 | 一ふさのぶどう | 物語 | 有島武郎 |
89 | 文体の違い・熟字訓 | 説明文 | |
90 | 短歌と俳句 | 説明文 | |
91 | 標語・言葉のニュアンス | 説明文 | |
92 | 野ばら | 物語 | 小川未明 |
93 | 音の似ている言葉・文章の意思・同訓異字 | 説明文 | |
94 | チンパンジーの心、熊の心、人の心 | 説明文 | |
95 | 野球とベースボール | 説明文 | |
96 | ひらがな、カタカナの由来・カタカナ言葉の是非 | 説明文 | |
97 | 同音意義語 | 説明文 | |
98 | 月夜と眼鏡 | 物語 | 小川未明 |
99 | 杜子春(1) | 物語 | 芥川龍之介 |
100 | 杜子春(2) | 物語 | 芥川龍之介 |